◆初めに
明けましておめでとう御座います新年もよろしくお願い致します。
実は昨年からこのブログは書き始めたのですが
なんだかんだバタバタしておりまして
完成したので上げております。
このシリーズは自分が若い頃に
実際購入して全てプレイした懐かしい作品であり
このゲームを選んだ
PlayStationではなくSEGA SATURN
を先に購入したという思い出のある作品
当時はゲームの雑誌や攻略本が
ゲーム情報収集の主力ツールであり
この作品の事前情報を見て
ワクワクしながら買いにいったのを覚えております。
全ステージ最高評価Aを
出す為にやり込んだ覚えがあります。
(多分達成したよな?と記憶しています)
当時は今見返してみれば今とは比べ物にならない
くらいのグラフィックと言えば開発された方々には
失礼かもしれませんが、本当に楽しんでプレイしていました
宇宙世紀ガンダムの外伝ゲームというのも
このゲームは先駆けだったと思います。
ゲームオリジナル機体というのも
あまりない時代だったと記憶していますし、
GジェネやVSシリーズもまだ無い時代でしたから
異常に速いBD1をどうやったらジムで追っ払うのかや
ギャロップを部位ごとに破壊して評価上げたり
BD1を自分で操作を初めて出来た時など
とても楽しかった記憶しかありません。
実際のプレイ映像は動画サイトなどでプレイ動画を
出されている方も結構いらっしゃるようなので
ぜひそちらでご覧ください
◆機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINYとはなんぞや?
『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』とは、『ガンダムシリーズ』の一つで、
ゲーム『機動戦士ガンダム外伝』シリーズの第一作。
1996年から1997年にかけてセガサターン用に
三部作として販売されたゲーム作品
及びそれを原作にした漫画作品や小説作品。


ゲームシステムはコクピット視点による
3Dシューティングゲーム(FPSに該当)、
自分の操縦する機体を見ることはできない。
ミッション(ステージ)数は各巻につき5ずつ。
ミッションをクリアするとそのステージで
獲得した得点と装甲の被弾率、オプションで
設定された難易度によってAからEの5段階で
ランクがつけられ、その巻のミッション全て
をAでクリアすると、主人公であるユウ・カジマ
の階級が一段階昇進する
(少尉から始まり最高で少佐まで)。
昇進したデータは次の巻に引き継ぐことができ、
最終的なエンディングで語られるユウの
戦後の消息が変化する(マルチエンディング)。
2作目以降は、セガサターンツインスティック
での操作にも対応している

・機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー:
1996年9月20日発売
・機動戦士ガンダム外伝2 蒼を受け継ぐ者:
1996年12月6日発売
・機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者:
1997年3月7日発売

機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
— はんげるぐ (@HungergEvin3215) January 2, 2025
一作目「戦慄のブルー」
①OPムービー
②タイトル画面
③第1ステージ冒頭ムービー pic.twitter.com/rbghnFzZaz
◆いつの時代のどんな作品?

◉あらすじ
舞台はオデッサ作戦開始後、
特定の方面軍とは別で、作戦ごとに戦場を渡り歩く
地球連邦軍にとっての新兵器である
MSの運用を試験するためのジャブロー本部直轄の
部隊「地球連邦軍第11独立機械化混成部隊」
(通称モルモット隊)
に配属になったユウ・カジマは、
ある作戦中に蒼い塗装の機体から襲撃される。
その機体は、味方であるはずのジムタイプ
であった。
異常なまでの機動力と攻撃力を持つその機体を、
何とか撃退することに成功したユウたち
モルモット隊であったが、
これは、彼らと蒼いモビルスーツとの
因縁の始まりに過ぎなかった。
◉いつの時代?
時代的には
「機動戦士ガンダム」と同じ一年戦争時のお話です。
もう少し踏み込んでみると
「①戦慄のブルー」は
オデッサ作戦が終了したUC0078年11月中旬から下旬あたり?
「②蒼を受け継ぐ者」は
・08小隊の「震える山」あたり、
・「コロニーの地で」のホワイトディンゴ隊が所属した
オーストラリア方面軍の反抗作戦が始まったあたり、
・ジオン公国軍のジャブロー基地攻撃作戦が開始されたあたり、
・0080のサイクロプス隊がNT-1奪取の為に地球に降下したあたり
のUC0079年11月下旬から
事実上、ジオン軍地上軍の最後の砦となった
キャルフォルニアベースでの激戦があった
UC0079年12月中旬あたり
「③裁かれし者」は
キャルフォルニアベース戦の0079年12月中旬以降から
0079年12月31日のア・バオア・クー攻略戦開始よりも前の間あたり
*オリジナルのこのゲームがマルチエンディング
になっており、結末が評価で変わる為
といった感じのようです。
TV版や劇場版は元より、小説や漫画作品など
多数の時系列があるようで、
年表が複数存在しているようなので、
「諸説あり」とグレーな感じみたいです。
◆おまけ
①実のあの方が?この作品は後日調べて知ったのですが、
このゲームはバトオペ2でも知られている
徳島雅彦さんがゲームの制作段階初期に
急遽人事異動などの兼ね合いで参加する
こととなり監督のほか、モーションデザイン、
グラフィックなど幅広く担当されて
作られた作品だったそうです。
②最初はジオン側視点のお話だった?
「戦慄のブルー」というタイトルや「EXAM」
などの設定は前任のシナリオ担当の時点で
あったそうなのですが、
元々はジオン軍視点のゲームだったが、
開発当時のガンダム作品の設定では
連邦軍のMSや兵器のバリエーションが
不足などの諸事情で連邦軍視点として
作り直す事となった経緯があるそうです。
③実は色々ある「THE BLUE DESTINY」
・「覇王マガジン版」
90年代にセガサターン版での三部作が発売
されていた頃と同じ時期にコミカライズも
されておりまして、講談社さん発行の
「覇王マガジン」という雑誌が
昔あったのですがそこで高山瑞穂先生作画
の漫画作品が連載されていました。
雑誌自体が休刊になり、ゲームでいう第二部
「蒼を受け継ぐ者」くらいまでしか漫画化
されていませんでしたが後日、
スタジオDNAさんの
『ギレンの野望 コミックアンソロジー』内の
短編「蒼い残照」でその続きが
掲載されたそうです。
BDの漫画というと個人的にはこの作品の
イメージが強く、当時読んでいたのは
覚えているのですが、覇王マガジンを
購入していた記憶が忘れているだけ
かもしれませんが正直無いです…


・リメイクゲーム作品
この作品は2014年5月29日にPS3専用ソフト
『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』にて
下記の他外伝作品と共にリメイクされて
再度ゲーム化されています。(写真は限定盤)
サターン版のオリジナル発表以降の後付けの
設定も折り込み、SSのオリジナル版とは結末や
展開が若干異なるそうです。
サイトストーリーズも自分はプレイしておらず、
同じシナリオかと思い込んでいたので
ムービーなども拝見していないのでいつか
確認してみたいなと思いつつはや数年
経過しております…
・機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
(新規ストーリー)
・機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079
(死にゆく者たちへの祈り)(1995年)
・機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
(1996年)
・機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
(1999年)
・ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
(2001年)
・機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles
(2002年)
・機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
(2003年)


・ガンダムエース版
KADOKAWAさんの「ガンダムエース」という
雑誌の2015年11月号より
「機動戦士ガンダム外伝
ザ・ブルー・ディスティニー」
という、たいち庸先生の作品が連載開始
されており現在も連載中のようです。
新しいMSやBDシリーズのバリエーション機体
など新しい要素なども入っているそうです。
バトオペ2で知られているジム・ドミナンス
等もこの作品で登場しているようですね。
私個人はガンダムエースの購入をやめて
しまったので途中までしか読めておりません。


・小説版
皆川ゆか先生執筆の小説版などもあるそうです

◆終わりに
ガンダムの外伝、EXAMというシステムが発動するなんかかっこいいオリジナルMS、
声優の大塚明夫さんの語る重厚なナレーション、
結構破天荒な印象のあったキャラだった
若本規夫さんの演じるフィリップ
GのドモンともVのトマーシュとも違う、
頼りなさそうな印象のキャラの関智一さんのサマナ
大塚芳忠さん演じるアルフ・カムラの
歯に衣着せぬセリフの数々、
速水奨さん演じる結構無茶苦茶な事言ってるけど
なんか確固たる信念は感じたニムバス、
当時オリジナル作品を熱中してプレイしてた
あの頃にまさか十数年経ったのちにブログで
好き勝手にこの作品を語る日が来るなど
夢にも思いませんでした。
主人公のユウ・カジマはプレイヤーの操る
キャラ(分身)なのでオリジナルは
無言だったのですが
その後の別のゲームで知らぬ間に
声があてられていて
ちょっと驚いたのも懐かしい思い出です。
今回調べて初めて知ったこともかなりあったので
書いて良かったなと思っています。
ゲームごとに、ブルーティスティニーに
関連するMSやキャラクターへの印象は
人によって違うかもしれませんが、
色々な登場ゲームや作品で見比べてみると
また違う発見があるかもしれませんね。
それではまた
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