◆初めに
平素はお世話になっておりますはんげるぐです
ちょっと前からですが某光回線の
遅延がちょっとした話題になっていますね
名前は存じておりましたし、
YouTubeなどでも数多くのCMが
流れていて人気があるんだな、
顧客獲得に熱心なんだなという
イメージでした
リーズナブルに高速通信がという事で
乗り換えたり新規に契約された方々も
多いようですが、やはり回線も物質を
通してやり取りするものであり、
膨大なデータが動けばそれだけ負担や
トラブルも増えるのでしょうね。
おそらく回線に対して利用者の
キャパシティを越えてしまう時間帯が
増えてしまったんだろうなと…
回線の増強やシステムの見直し、
その対策の予算繰り等、大変ではあるとは
思いますが1オンラインゲームユーザー
としてはどうにか早いうちに解決されることを
祈るくらいですかね
まあ自分はそちらの回線は使って
おりませんけども
最近ルーター系のトラブルなのか
ゲーム内でペナルティをもらってしまい
テンションがかなり下がってるもので
「ネット回線が安定している」って
電気や水道などのインフラが問題なく
利用出来るくらい、失ってから
初めて気づくくらい現代を生きるものに
とってなくてはならないものに
なっているなと今更ながら改めて
認識したというお話でした
それでは本題に
(今回めちゃくちゃ長いです。すみません…)
◆ユニコーンガンダムとはなんぞや
RX-0 UNICORN GUNDAMメカニックデザインはカトキハジメ氏
地球連邦軍の再編計画の一環である
参謀本部直轄「UC計画」の最終段階と
して開発された実験機。
パイロットは
工業コロニーのインダストリアル7にある
AE系列のアナハイム工業専門学校に通う
16歳の学生バナージ・リンクス
*小説版↓
*OVA版↓
宇宙世紀0096年に、
アナハイム・エレクトロニクス(以後AE)が
保有する月面のグラナダ工場で2機が完成した。
*グラナダは元々親ジオンの都市であった為、
一年戦争時には開戦早々にキシリアの部隊の進駐
によって親ジオン政権との同盟が結ばれていた。
一年戦争の終戦協定が連邦とジオンの間で
結ばれたのもこの都市。
ジオンのMS開発のメイン企業であったジオニック社の
生産・開発拠点があったのもあり
UC0093年時にはAEグラナダ支社はネオ・ジオン
向け機動兵器の開発・生産をしており、
サイコフレームの生産設備も存在していたため、
全身サイコフレームのユニコーンガンダムがここで
開発されたと思われる。
ギラ・ドーガ、ヤクトドーガ、サザビーを代表とする
第二次ネオ・ジオン軍のMSの生産、U.C.0080年代
でのハイザックやマラサイのほか、「Z計画」から
生み出されたZガンダムやZZガンダムも
この都市で建造されている。
OVA作中ではビスト財団の屋敷がある
サイド4(旧サイド5)のコロニー公社が
管轄とはなっているが、実質アナハイムが
維持・管理する工業コロニー
「インダストリアル7」にて
ユニコーンガンダムのテストをしているが、
あの時点ではグラナダより搬入された後、
AE社に協力するビスト財団がNT-Dプログラム
及び、ラプラスプログラムの開発・最終調整
を行なっていたようである
ガンダムタイプに区分されてはいるが、
小説版でのみ正式名称は「RX-0 ユニコーン」
で、「ユニコーンガンダム」の名はいわゆる
愛称という扱いだった模様。
(ここら辺はガンプラの商品名やゲーム、
雑誌などでの登録商標との兼ね合いもありで
結局どっちやねんがよくあるところかもですね)
第二次ネオ・ジオン抗争時のニュータイプ
専用機において限定的に採用されていた
特殊構造材「サイコフレーム」で機体の
駆動式内骨格「ムーバブルフレーム」の
すべてを構築した史上初の
フル・サイコフレーム機である。
サイコフレームの限界能力を実証すべく
先行開発された、ユニコーンガンダムの
「NT-D」発動時(デストロイモード)の
実験機「シナンジュ」のデータが反映されて
おり、従来のサイコフレーム機を遥かに凌ぐ
機体追従性を獲得している。
通常は、一角獣(ユニコーン)の名の
由来である額の一本角(ブレードアンテナ)
とフェイスガードの被覆によってツインアイ
の露出域が非常に細い点が特徴となっている、
「ユニコーンモード」で運用される。
NT-Dシステムがニュータイプを感知する
ことによって機体のリミッターが解除され、
全身の装甲が展開して内部フレームが拡張し、
ブレードアンテナがV字型に展開して
フェイスガードが頭部に収納されて
ガンダムタイプの顔が現れ、真の姿
「デストロイモード」に“変身”する。
変身後は、推力、ジェネレーター出力が
「測定不能」にまで達するほど劇的に
性能が向上するが、その反面、各部に露出
したサイコフレームが眩く発光してしまう。
あらゆる兵器にとって位置の露見に直結する
発光は、最も回避しなければならない欠点
だが、サイコフレームの発光現象は原理すら
解明できていないため、デストロイモード
が抱える不可避の問題となっている。
(ガンダムではあまり語られない系の話ですが
何話かは忘れましたが機動戦士Vガンダムでは
何度かビームシールドやスラスターを必要以上に
展開や噴射し続ける事によって視認性が上がってしまう
(光で敵に自分の位置を教えてしまう)と言う描写が
ウッソ自身も敵側の機体でも語られていた気がします。
現実の戦闘などでも如何に相手に知られないように
するかは迷彩やステルスなどで重要視されてるようですし)
なお、“変身”前後におけるブレードアンテナ
の形状から、作中では
「ユニコーンモード」は「一本角」、
「デストロイモード」は「角割れ」
の通称で呼ばれることもある
ガンダムタイプとして開発された理由
については、地球連邦軍の再編計画に
おけるプロパガンダ的な意味合いが強く、
ジオン根絶における絶対的象徴としてのほか、
科学技術の力によってニュータイプ神話を
打ち砕くための存在として、ニュータイプ
神話と共にあり続けた「ガンダム」以上に
ふさわしい機体はないという思惑があった
のであろうと言及されている。
地球連邦軍参謀本部のUC計画担当幕僚である
ミハエル・ユーリック中将からAE社の
上層部への要求は、
「地球連邦軍参謀本部が想定する所の、
ニュータイプ兵器(サイコミュ兵器)との
戦闘状況を、完全に制圧・掌握できる性能。
これこそがUC計画で開発・生産されるMSに
求められるすべてである」
という言葉であったとされ、この言葉が
地球連邦軍にとってのUC計画がいかなるもの
かを端的に表していた。
しかし、劇中においてはそうした思惑とは
裏腹に、1号機には本来の設計に相反する
システムが組み込まれた後、偶発的な要因から
地球連邦でもジオンでもない民間人の個人に
運用を委ねられ、ニュータイプの有りようを
巡って中立的な立場で
双方の勢力を転々とすることとなる。
本機は3体製造されている
2号機は1号機を回収するため、対立する勢力
に運用されて幾度か死闘を繰り広げるが、
最終的には1号機と共闘することになった。
他にも1号機と2号機、および3号機の
予備パーツとして、ユニコーンガンダムを
もう1機組めるだけの
サイコフレームが用意されていた。
原作小説『ガンダムUC』では「ラプラス戦争」
におけるコロニーレーザー阻止作戦にて、
インダストリアル7宙域にそれらすべてを
ばら撒き、ユニコーンガンダムの
サイコ・フィールドを
増幅する媒介として使用している。
アニメ版『ガンダムUC』の「ラプラス事変」
ではその展開こそカットされるも、
後日談となる『機動戦士ガンダムNT』に
おいてルオ商会がユニコーンガンダム用の
予備サイコフレームを収集、
RX-9 ナラティブガンダムの装備や、
ガンダムを守る結界として利用している。
◆どの作品に出てるの?
◉機動戦士ガンダムUC
UC0093年の「第二次ネオ・ジオン抗争」が
描かれた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
より3年後の宇宙世紀0096年の物語
連邦政府が宇宙世紀樹立時より秘匿され、
「機密が露呈すると戦争が起こる」
とされていた「ラプラスの箱」。
その「ラブラスの箱」の鍵となる
「ラプラス・プログラム」を搭載した
宇宙連邦軍の極秘計画「UC計画」によって
開発されたユニコーンガンダムを巡って
連邦政府、連邦軍、AE社、ビスト財団、
ネオ・ジオン残党軍「袖付き」等が関わった
「ラプラス事変」(小説版ではラプラス戦争)
に巻き込まれてしまった16歳の学生バナージと
ザビ家の直系であるミネバが中心で描かれる
物語
◆おまけ
①デザイン、機体名の経緯◉当初はツノが割れてガンダムタイプの顔が
出るだけだった。
当初の作者の福井氏のコンセプトは顔だけの変形
だったが紆余曲折の末、ツノ割れ、顔出しだけでは
とカトキ氏がより劇的な演出をと7頭身から8頭身
へ等身が伸びてガンダム顔のMSに「変身する」
というギミックを提案し、
更にそれによって「人の中に眠る可能性」という
物語上の意味を付加させるということを福井氏が
思いついたとされている。
◉ユニコーンガンダムの名前は
どうして決定したのか
一角獣のようなツノがついていたとは言え
「ユニコーン」と命名するかは躊躇されていたが
宇宙世紀 (Universal Century, U.C.) と
ユニコーン (Unicorn)で「UC」が掛けられる事に
気づき、名前確定を後押ししたとの事
◉もしかしたら初代ガンダムのような
カラーリングの可能性もあった?
トリコロールカラーの案もあったがまるで
信号機のようになってしまい、一角獣の
ユニコーンでもあるとのことで白一色に決まった
◉元々は映像化・商品化を
想定していなかった
当初商品化、映像化が決まっていなかった為、
あえて「商品化するには難しいデザイン」で
通した経緯があるとのこと
ただ、小説開始後すぐに技術的には挑戦する
価値はあるレベルと早い段階でカトキ氏と
バンダイのホビー事業部との
やりとりはあった模様
②機体設定関連
◉あのEXAMシステムに関わった人物が
開発に関わっていた?
ユニコーンガンダムの開発要求仕様書には、
連邦軍側からの担当者の欄に
「担当者:技術開発本部 アルフ・カムラ大佐」
という名が記載されている。
EXAMシステム搭載MSブルーディスティニーの
担当技術士官であったアルフ・カムラ大尉
と同じ名前であるが同一人物であるかは不明。
*なおEXAMとの相違点は
「陣営に関わりなくニュータイプ自体を殲滅」
を目的としたのはEXAM、
「ジオンの提唱するニュータイプ論を葬る」
為に開発されたのがNT-Dであるとされ、
EXAMはオールドタイプが搭乗するのを
想定していたのに対し、NT-Dは強化人間が搭乗を
前提していたとされる
🔴注 このアルフ・カムラの設定は
『モビルスーツアーカイブ RX-0 ユニコーンガンダム』
(SBクリエイティブ刊)に掲載されており、奥付には
“本書は「公式設定」ではなく、ガンダムシリーズに登場する
「RX-0 ユニコーン」について書かれた歴史的・技術研究書
であり、作中のエピソード後に
「作中世界の中で刊行された書籍」という設定に基づいて
執筆されているため、作中・関連作品などと異なる設定
解釈が含まれる場合がありますがご了承ください。”
といった旨の注記がある為、ご注意下さい
◉実は覚醒とは別の第三のモードの設定が
存在してた?
通常時のユニコーンモード、
NT-D発動後のデストロイモード、
覚醒モードとは別に実はもう一つこの機体には
デストロイ・アンチェインドモードという
設定が存在していたそうです
*ユニコーンガンダムがパイロットと
インテンション・オートマチックを介して過剰に
交感し、万が一NT-Dの稼働レベルを超えた場合に
顕現するユニコーンガンダムの「第三形態」。
この際、サイコフレームの発する
サイコ・フィールドが機体に干渉するのを防ぐ
目的で全身の装甲が更に展開され、
機体内部のサイコフレームの露出度が更に増大する
「デストロイ・アンチェインド(繋がれざる者)」
の名称は、装甲による拘束を解き放つような様
から命名された。
ユニコーンガンダムはサイコフレームの持つ
未知の特性を予め盛り込んで開発されており、
デストロイ・アンチェインドはインテンション・
オートマチックの独自判断機能を応用した
秘匿形態として設定され、発動条件が揃った際
に自動でこの形態に移行するようになっている。
この形態ではサイコミュ接続の流量制限が
強制カットされ、機体の操縦権もパイロットから
NT-Dシステムへと完全に移行。
パイロットも生存を考慮されない「部品」として
扱われ、敵ニュータイプを殲滅する為の
戦闘マシーンとして本質を露わにする。
『ガンダムUC』の本編では、サイコフレームが
緑色に発光する覚醒状態を経て
通称? 「真ユニコーンガンダム」へと
変化したため、この形態は使用されていない。
他のモードとの部位の違いは
頭部・肩・首回り・両腕部・フロントアーマー・
両脚部・バックパックが更に展開されている
ようである
◆終わりに
ユニコーンといえばNT-D、デストロイモードと覚醒モード、
真ユニコーンがOVA劇中では
出ていましたが設定的に
デストロイ・アンチェインドなるNT-Dの
活動限界後とサイコフレームの未知な部分
も想定した第三のモードがあるとは全く自分は
知らずこの作品が小説として最初世に出てから
10年以上経過してからとまだまだ
わかっていない事も多いなガンダム奥が深いなと…
世代的にも年齢的にも普段ガンダムの話を
するなんてあまりなかったのですが、
バトオペでその機体が出ることによって
知っていたと思っていたMSを調べると
新しい知識が増えるのがちょっと楽しい&
まだあるんかいを繰り返しております。
遅筆&生来の面倒くさがりなので更新頻度は
なかなか遅いかもしれませんが
「お昼ご飯を食べる時の暇つぶし用」的な
Blogを書いていこうと思っています。
今後とも何卒宜しくお願い致します
(今回、本当に長々と書いてしまいました
最後まで読んでくれた方には感謝致します)
それではまた
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