ジャムル・フィン
『機動戦士ガンダムΖΖ』*に登場した
ネオ・ジオン軍が最初に開発に着手したモビルアーマー。
当初はビグ・ザム系統の大型機として開発が
進められていたが、ネオ・ジオンの優勢に
陰りが見え始めたのを契機に
上層部からの命令で即戦力が求められた結果、
開発途上で急遽設計変更が行われ本来のボディである
胴体に急造された頭部と四肢を取り付けられ、
可変モビルアーマーとしてロールアウト。
初期生産分として3機が生産され、
「ジャムルの3D」こと3D隊によって運用された。
機体中央部のハイ・メガ・キャノンと高性能スラスター
による一撃離脱戦法を得意としており、
上層部はこのハイメガ砲の威力に注目し、
人型兵器として余分な機能を極力廃した
自走砲的な機体として扱っている。
また、専用の追加オプションとして
高出力ビーム砲を搭載したメガ・ブースター
が用意されている。
ジャムル・フィン本体の可変機構も、
このメガ・ブースターとのドッキングを想定した物である。
メガ・ブースターには機首にコックピットがあり
大型戦闘機メガ・ファイターとしても運用が可能。
メガ・ブースターとドッキングした状態では、
双方のジェネレーターからパワー供給を受け、
メガ・ランチャーの出力も向上する。
メガ・ブースターの他にも木星圏での運用を
前提としたビッグ・ブースターの開発も計画されていたが、
実際に運用される事なく終戦を迎え、
ブースターもエゥーゴに鹵獲・接収された。
* 『機動戦士ガンダムΖΖ』
日本サンライズ制作のテレビアニメ。
1986年(昭和61年)3月1日から
1987年(昭和62年)1月31日まで、
名古屋テレビを制作局として、
テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)
に全47話が放送。
私の記憶では数回しか出てこなかった気がします。
3体のコンビネーションでZZと百式と戦ってました。
撃墜された訳ではないのでその後どうなったのかは
劇中では語られることも描かれることもなかったはずですね
(漫画機動戦士ムーンガンダムでその後少し登場してるらしいです)
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