バーザム改という機体
雑誌企画『ガンダム・センチネル』へ登場させる際、
デザインをリファインされたバーザム。
それに際して設定も変更・加筆され、
「ガンダムMk-IIを元にした量産機」という設定が明確にされている。
初出は「モデルグラフィックス」1989年2月号に掲載された漫画
『ゼク・アイン・コミック』。
『ガンダム・センチネル』に「"The day before"」として収録されている。
『センチネル』においてはバーザムのデザインと設定そのものが
変更されたものであり、『ガンダム・センチネル』中に
後継機などとみなす記述は存在しない。
ただし、同書でも記事名が「バーザム(リファイン版)」
となっており、TV版との区別が行われていた。
後述する経緯により、「バーザム改」という名称が生まれ、
通常のバーザムとは別個のバリエーションとして
扱われるようになったが、これは原作『センチネル』での
扱いとは異なるものである。
バーザム(リファイン版)
以下は『ガンダム・センチネル』での設定であり、
元となったテレビ版の設定と重複する部分もある。
グリプス戦役の激化に伴い、機体数の不足や、
強化人間用といえるほどのMSの極度の高度化といった
問題が生じていた。
これに対応するため、低コスト化および一般兵向けを
意図して開発されたMSである。
この要求は急務であったため、既存のMSを基にすることになり、
ティターンズの地球至上主義とも合致する純連邦技術製の
ガンダムMk-IIがベース機として選ばれた。
しかし最終設計は、ニューギニア基地の旧ジオン系スタッフ
の手で行われた。
完成した本機はガンダムMk-IIの性能を受け継ぎ、
他の連邦軍MSオプションのほとんどを使用できる、
互換性の高い高性能汎用量産機となった。
主力量産機と設定されており、作中に登場するのも
厳密にはティターンズ機ではなく、連邦軍教導団の機体である。
主武装はMk-IIのビームライフルにグレネードを
取り付けたもので、これはゼク・アインに
装備されたものとほとんど同型である。
また、Mk-IIと同型の武器としてバックパックの
ビームサーベルや、背面ラックにマウントできる
ハイパーバズーカと頭部バルカンポッドが設定されている。
表記上の性能は、
スラスターの総推力(20,300kg×4、合計81,200kg)や
姿勢制御用バーニアの個数(8基)がテレビ版と異なっている。
この他に『センチネル』では重量や全高の桁数が増えているためにわずかながら変動がある。しかし、『ROBOT魂』バーザムが発表された2013年以降、バーザム改もTV版とほぼ同一のスペックで表記されるようになっている。
デザインはカトキハジメ(当時は「かときはじめ」名義)。
設定に合わせ、バルカンポッド、バックパックや
腕部、脚部がガンダムMk-IIと同型になっている。
頭部・胴体・腰アーマーもテレビ版バーザムの意匠を
引き継ぐ一方で大きく変更され、異形の姿ではなくなった。
モノアイはジオン系技術の名残と設定されているが、
ほかにジオン系らしい意匠は見られない。
作中ではペズン防衛隊として反乱部隊の
ゼク・アインを相手に奮戦するも敗北する。
「バーザム改」の成立経緯
玩具『GUNDAM FIX FIGURATION』 (GFF)における商品化
(ガンダムMk-IIティターンズ仕様機とのコンバーチブル)
の際にリデザインされ、体型やマーキングの変更がされ、
同時に「バーザム改」という名前が商品に使用されたが、
「バーザム改」の名の示すような改造機という設定が
与えられたわけではなく、この商品に記載された設定や
カトキハジメのコメントでも単に「バーザム」と呼ばれている。
なお、この商品記載の設定は『ガンダム・センチネル』
と異なっており、ガンダムMk-IIの影響は示されているが、
直接の量産機との明言がなくなっている。
色々調べてみましたが結局mk2をベースにしたんだか
そもそも「改」なんだかリファインなんだか
小説や漫画や玩具によって毎回結局どういう機体なんでしょ
が変わっている不思議な機体のようですね…
前にジェガンシリーズも調べた事があるんですが中々難解で
まあいいかと思って調べるのはやめました
今後サンライズさんの映像作品で出る機会があれば
設定は厳格化されるのかもですね
雑誌企画『ガンダム・センチネル』へ登場させる際、
デザインをリファインされたバーザム。
それに際して設定も変更・加筆され、
「ガンダムMk-IIを元にした量産機」という設定が明確にされている。
初出は「モデルグラフィックス」1989年2月号に掲載された漫画
『ゼク・アイン・コミック』。
『ガンダム・センチネル』に「"The day before"」として収録されている。
『センチネル』においてはバーザムのデザインと設定そのものが
変更されたものであり、『ガンダム・センチネル』中に
後継機などとみなす記述は存在しない。
ただし、同書でも記事名が「バーザム(リファイン版)」
となっており、TV版との区別が行われていた。
後述する経緯により、「バーザム改」という名称が生まれ、
通常のバーザムとは別個のバリエーションとして
扱われるようになったが、これは原作『センチネル』での
扱いとは異なるものである。
バーザム(リファイン版)
以下は『ガンダム・センチネル』での設定であり、
元となったテレビ版の設定と重複する部分もある。
グリプス戦役の激化に伴い、機体数の不足や、
強化人間用といえるほどのMSの極度の高度化といった
問題が生じていた。
これに対応するため、低コスト化および一般兵向けを
意図して開発されたMSである。
この要求は急務であったため、既存のMSを基にすることになり、
ティターンズの地球至上主義とも合致する純連邦技術製の
ガンダムMk-IIがベース機として選ばれた。
しかし最終設計は、ニューギニア基地の旧ジオン系スタッフ
の手で行われた。
完成した本機はガンダムMk-IIの性能を受け継ぎ、
他の連邦軍MSオプションのほとんどを使用できる、
互換性の高い高性能汎用量産機となった。
主力量産機と設定されており、作中に登場するのも
厳密にはティターンズ機ではなく、連邦軍教導団の機体である。
主武装はMk-IIのビームライフルにグレネードを
取り付けたもので、これはゼク・アインに
装備されたものとほとんど同型である。
また、Mk-IIと同型の武器としてバックパックの
ビームサーベルや、背面ラックにマウントできる
ハイパーバズーカと頭部バルカンポッドが設定されている。
表記上の性能は、
スラスターの総推力(20,300kg×4、合計81,200kg)や
姿勢制御用バーニアの個数(8基)がテレビ版と異なっている。
この他に『センチネル』では重量や全高の桁数が増えているためにわずかながら変動がある。しかし、『ROBOT魂』バーザムが発表された2013年以降、バーザム改もTV版とほぼ同一のスペックで表記されるようになっている。
デザインはカトキハジメ(当時は「かときはじめ」名義)。
設定に合わせ、バルカンポッド、バックパックや
腕部、脚部がガンダムMk-IIと同型になっている。
頭部・胴体・腰アーマーもテレビ版バーザムの意匠を
引き継ぐ一方で大きく変更され、異形の姿ではなくなった。
モノアイはジオン系技術の名残と設定されているが、
ほかにジオン系らしい意匠は見られない。
作中ではペズン防衛隊として反乱部隊の
ゼク・アインを相手に奮戦するも敗北する。
「バーザム改」の成立経緯
玩具『GUNDAM FIX FIGURATION』 (GFF)における商品化
(ガンダムMk-IIティターンズ仕様機とのコンバーチブル)
の際にリデザインされ、体型やマーキングの変更がされ、
同時に「バーザム改」という名前が商品に使用されたが、
「バーザム改」の名の示すような改造機という設定が
与えられたわけではなく、この商品に記載された設定や
カトキハジメのコメントでも単に「バーザム」と呼ばれている。
なお、この商品記載の設定は『ガンダム・センチネル』
と異なっており、ガンダムMk-IIの影響は示されているが、
直接の量産機との明言がなくなっている。
色々調べてみましたが結局mk2をベースにしたんだか
そもそも「改」なんだかリファインなんだか
小説や漫画や玩具によって毎回結局どういう機体なんでしょ
が変わっている不思議な機体のようですね…
前にジェガンシリーズも調べた事があるんですが中々難解で
まあいいかと思って調べるのはやめました
今後サンライズさんの映像作品で出る機会があれば
設定は厳格化されるのかもですね
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